今まで得体の知れない不安に突き動かされていた。
落ち込むか楽しくなるか、退屈か、あまり普通の気持ちが無かった。

けれど最近は普通というのがどういう状態だかわかってきた。その普通の状態は人間それぞれで大分違う。その事には今ふときがついた。

文を書いているとそれが一番すごい事である。書いている間にいきなりひらめいたり気がついたりするのだから。

そんな気持ちでいたり、誰かと分かち合ったりしたい。不器用で浮ついてて、なかなかできないけれど。


話を元に戻そう。
今普通に悩んでいるというのは、さっき姉に言われた事である。姉が私を悩ませているのではなくて、今まで自分の中の強烈な情熱によってそれをねじ伏せていた、というよりそれの生気を吸い取っていたような気がする。

一体私は何をして生きていくか、それである。

昔だったらそれを投げかけられると自分は最低最悪の駄目人間で、世間に顔向けできなくて、全部諦めてまっとうに目立たないように縮こまろうと心に決めたものだ。全くつまらない展開だ。そして姉が
「そんなつもりじゃない」
「そんな事で駄目になるならとても無理だよ」
ととどめを刺す。そんな姉をよくうとんじ、けれど本当にその通りで全く自分は駄目だと諦めたとたんに
「このくそ!!」
と、思うだけで別に何もしなかった。ストレスを嫌い、何をしていたかと言うとやたら細かい部分の掃除をするとか、髪を抜くとか、女として外から見ればまあ、結構ぞっとする感じだ。

それはさておき(女がどうとか考えると疲れる)、昨日はちょっと違った。私はどうしてもやりたい事はやらねばと思う。それは仕事でなくてもいい筈だ。とにかく色々経験しなければ、知らなければ、自分の描きたい漫画は描けないし、体験する事により少しづつ自分の中の固い殻が剥がれていく。その気持ちをどうしても姉にわかって欲しかった。上手くは言えなかったけれど、姉は
「昔より説得力のある事が言えるようになった」
と言ってくれた。

私は漫画と音楽をライフワークにしたいと言った。それらをプロとかアマにとらわれて考えるのは、違うと思った。どっちにしてもいいものを作りたいし、やっぱり人に見てもらいたい。自分がいいと思うものを人に見せるのと同じように、また自分が疑問に思っているものを、他人に見せて意見を求めるのと同じように、人に見てもらいたい。

そんな自分の気持ちがあって、どんどん膨らんで行くのだが、多分それは今の時期であって、次の段階では変わっていくだろう。

完結する話をこれほど沢山描けた事はない。

もう手が勝手に動くくらい描けるようになりたい。

下手でも上手くても、気持ちを入れて描きたい。

日々進化して行きたい。


上の文を見ていると、やっぱり漫画が一番自分にしっくりくるようだ。


ちょっと音楽の憧れについて書いてみよう。

私は1人趣味でこもって歌ってるだけでは満足できない。カラオケでも人のうたを取ってしまいたくなるくらいだった(迷惑な奴だ。今はしない)。1人で舞台に立った経験は3度しかない。些細な事だ。それも小学校の頃だ。堂々と喋れたらそれが本当の自分だと思ってた。

人前で堂々と歌えたら、それが本当の自分だと思っている。そう思ってるのが特だ。


でも何だか揺れてるな。

1つにかける人はそれだけ世界を深く探求する。

色々なものを知る人は、捕われない面白い世界を提示する。

1人で出来るのは漫画。

他人と世界をリアルタイムに共有できるのは音楽。
リアルタイムに自分の存在を確認できる。

けど漫画でそれをする事も出来る。

けどそれを実際に経験した方がより漫画でもリアルに表現できる。


文章に関しては、かなり低予算でできるのが魅力だが、文章で評価されたのは感想文とか、手順を書いたり、一部の人達に小説を読んでもらった。詩は1人の人が絶賛してくれた。親に詩を書いてるのがばれてべた褒めされていい気になった。(大体私は能力の割にかなり贅沢をさせてもらってる。多分そうでなければ色々手を出す気になれなくて、人のあら捜しばかりに夢中になっていたかもしれない。それか普通で取っ付きやすいタイプになったかも…。今の自分はかなり正体不明の吹けばとぶようで妙な重さのある逃げ出したくなるタイプの人間と認知している。)文に関してはあまり自信はない。純粋に書く事がインスピレーションに繋がるので書いている。文は楽しい!!

漫画は自分の表現したい事に合っている。

音楽は涌き出るものだ。


ああ、昔から将来の夢は7つくらいかいてたなあ…。

漫画は難しいからいいのかも。

音楽は、未知だから探検だろう。

決まらない…。


だって一度しかない人生だもの。


音楽はプロになれない…というか努力すればある程度まで声が出れば練習と感性と注意で何とかなると思う。

漫画はそろそろ決着つけないと、えらい事に小学校2年生から漫画家になる事を言いまくってた。それでよく馬鹿にされもした。自分的にもジレンマがここで渦巻いていつも上手く行かない。

どうするのか、自分。まだ認められていないだけにどこへも行けてしまう。


夜眠れない時は「どくとるマンボウ青春期」(北杜男)の恥ずかしすぎて燃やしたくなる青春時代の手記の部分を読むと恥ずかしくなって眠くなる。

ああ、もう3時。寝るのが遅いと背中痛くなるのは、夜更かしが内臓に悪い事をよく証明している様に思える。

どうするのかわからないけど、死に急ぐのはごめんだ。眠ろう。

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